建物を所有するお客様と
直接関わるのがFS課の特徴。
2020年に工事課からFS課に異動して、自動ドアの保守・修理作業や新しい装置への交換を提案しています。異動前に所属していた工事課と大きく違うところは、FS課は建物を所有しているお客様と直接関わることです。工事課はゼネコンや建設会社を経由して受注するので、建物のオーナーや施主と直接話す機会はありません。FS課は建物の持ち主に装置の交換やメンテナンスを提案して契約を結ぶため、営業的な役割を担当していることも、工事課の業務との違いです。
すでに当社の自動ドアを利用している既存のお客様が対象なので、新規はほとんどありません。お客様の多くは個人のオーナーの方で、管理会社が間に入ることもあります。マンションや商業施設、病院や学校など、当社の自動ドアはあらゆる建物に設置されているため、訪問するお客様は月に50~60件。ドアの台数に換算すると、平均して180~200台くらいの保守・修理を行っています。
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古い機種の知識を学べたことが
自分にとってのプラスになった。
札幌の冬は雪が多く、厳しい寒さが続くと装置が凍結して動かなくなることがあるため、修理の依頼が通常の4倍から5倍に増えます。そうした依頼に応えて、迅速にトラブルを解消した時にお客様から感謝されるのが、この仕事のやりがいです。お客様に提案する製品の選定から施工、納品まですべてを自分で担当するため、新しい機能や付加価値の高い自動ドアをご紹介して、採用されたときにも喜びを感じます。新しい装置を付けて快適になったなど、お客様の声を直接聞けるのは、FS課のいいところです。
FS課では古い機種をメンテナンスすることも多いため、現在は扱っていない旧製品に関する知識が必要です。工事課では新しい製品への交換が基本だったので、最初のうちは勉強するのに苦労しました。しかし、旧製品の知識を身に付けたことで技術力も向上し、自分自身の成長を実感しています。ずっと同じ部署にいると、どうしても知識が偏りがちになるので、異動は大きなプラスになっていると思いました。
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自社の強みを最大限に生かして大規模物件の受注に挑戦したい。
工事課に配属されたばかりの頃に、ニセコでホテルの新築工事を担当したことがありました。全国各地から200人以上の職人を招集するほどの大規模工事です。まだ新人だったので、大きな力にはなれませんでしたが、2年間にわたる大規模な工事に立ち会えたのは、とても貴重な経験でした。今度、そのホテルの保守を担当することになり、自分で工事を手がけた建物に再び関われることを楽しみにしています。
FS課の仕事をして改めて感じる当社の強みは、既存のお客様から、修理やメンテナンスで長期的に収益を上げられるストック企業だということです。また、サッシを含めて設計から製造、納品まで一貫して自社で行える体制が整っているため、スピードもコストも競争力があります。
FS課の後は営業課に異動して、当社の強みを最大限に生かしながら、製品や技術を極めた営業担当として、大規模物件の受注に挑戦してみたいと考えています。
FS課K.Yの一日
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8:00
出社
出社後、本日の予定を確認し、作業の準備をして現場へ。
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9:00
現場到着
現場に到着し、保守点検および修理対応。
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12:00
現場
13:00まで昼食休憩を取り、次の現場で保守点検および修理作業を行います。
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15:00
提案営業
アポイントを取っておいたお客様に装置の交換やメンテナンスを提案。
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17:30
帰社
会社に戻り、書類の作成や課のメンバーと打ち合わせ。
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19:00
退社
明日の現場と訪問先を確認して退社。
FS課K.Yのキャリアステップ
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2018年4月
札幌支店技術サービス部工事課に配属。
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2020年4月
札幌支店技術サービス部FS課に異動。