「好き」に関わる業界ではなく
楽しく働ける仕事を選んだ。
高校時代から洋服が大好きだったので、服飾科に進学してアパレル業界への就職を志望していました。でも、就職活動を進めるうちに、アパレル業界は休みが取りにくいなど待遇面の厳しさを知り、ファッションは仕事にしないで、趣味として楽しんだほうがいいと考えるようなりました。洋服に限らずものづくりが好きで、手先が器用だったことから、製造業や建設業に志望業種を広げていく中でフルテックに出会ったのです。
同じものづくりでも建設業界はアパレル業界とまったく方向性が違いますが、そこは気にせずに技術職志望として応募しました。選考の過程で話をした人事担当や先輩社員の方々の印象がとても良かったので、こういう人たちと一緒なら楽しく働けそうだと思ったことが、入社の決め手です。上場企業としての安定感に加えて、忙しいイメージの建設業界で年間休日が123日あり、ノー残業デーが設けられているなど、手厚い福利厚生制度も魅力でした。
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誰もが一度は通る道だからこそ
同じ失敗は二度と繰り返さない。
入社後は3カ月間の研修で修理や点検の部署で製品知識や技術を学び、工事課に配属されました。先輩の現場に同行してOJTを受け、2年目に入った頃から独り立ちして仕事を任されています。
今私が担当している主な業務は、新設の自動ドアの取り付けと、既存の自動ドアの交換です。ドア周りはサッシ屋さんが建て付けてくれますが、センサーやエンジンの組み込みは私が施工します。先輩に習いながら覚えるまでに少し時間がかかりました。OJTの研修中に、現場でエンジンを固定する穴を開けようとして、誤ってサッシを貫通してしまったことがあります。サッシ屋さんに補修をお願いして報告書を提出しましたが、先輩が誰もが一度は通る道だからと言って、励ましてくれたのはうれしかったですね。それからは慎重に穴を開けるように気を付けて、同じミスはしていません。工事課はみんな優しく面倒見のいい人ばかりで、製品知識が足りないところは先輩や上司に助けてもらっています。
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大規模物件を担当するために先輩方のレベルに追いつきたい。
工事が終わって、設置した自動ドアが多くの人に利用してもらえることが、この仕事のやりがいであり、喜びだと思います。
経験した工事の中で一番印象に残っているのは、OJTで先輩に同行した「モユクサッポロ」という大規模商業施設です。入社して間もない頃に、大勢の人が関わる現場を見られたのは、貴重な経験でした。いつか自分もこういう現場を担当したいという夢は、今もずっと胸の中にあって、ますます大きくなっています。その夢をかなえるためにも、ムダに経験年数を重ねることなく技術を研鑽して知識を学び、尊敬している先輩方に追いつくことを目標にしています。
私は畑違いの服飾科から入社して工事を担当していますが、工業系の学科出身でなくても、あまりハンディキャップは感じませんでした。今でも服が大好きで、休日はファッションを楽しんでいます。私は働きがいのある仕事と趣味を切り離した結果、当社を選んで充実したライフスタイルを手に入れました。
工事課K.Tの一日
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8:00
現場
家を出て担当の現場に向かいます。現場の朝礼に参加した後に、本日の予定を確認。
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8:30
作業開始
現場で作業を開始します。工事に必要な打ち合わせや確認は随時行います。
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12:00
昼食
昼の休憩は12時から1時間。午前と午後にも15分ずつ休憩の時間があります。
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17:00
作業終了
現場の作業を終了。撤収後の状況を確認してから会社に戻ります。
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17:30
帰社
明日の仕事の予定を確認して、段取りや書類関係の整理を行います。
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18:30
退社
現場の進捗状況を入力した後に退社します。